広さも高さも拡張するラグジュアリーな空間使いのLDK

住み替えと奥様のサロン開業のために建てられたF様邸。優しい木目とクールな黒の対比が存在感を放つ母屋は、大通りから目を引きます。施主様夫妻、お母様、長男様、長女様と愛犬の生活の中心となる1階は空間使いが贅沢。玄関ホールを4帖半近く取り、LDKは天井高2.6mで20帖超の開放感をさらに拡張。アイランドキッチンの周りには勝手口や事務机、サロンの出入口があり、家事も仕事も快適な回遊動線。高齢のお母様の寝室は1階の水回り近くに配置し、家の随所に手すりを設置しました。壁紙や照明などは奥様のセンスを反映。隅々までハイセンスな住まいになっています。

プライベート空間と適度に分離した〝自宅サロン〟

母屋につながる別棟は奥様が運営するリラクゼーションサロン。白いタイル調の外壁にウッドフレームの三連窓が並び、ヨーロピアンなイメージ。独立したアプローチがあり、アオダモ、ミモザ、キンモクセイ、オリーブなどの植栽がお客様を迎えます。ディープブラウンのオーク材の床、同系色の木製ブラインド、暖色系のペンダントライトがコロニアルスタイルのインテリアにマッチし、安らぎとを演出。施術室が母屋のキッチンとつながっているので、お客様に出す飲み物や足浴のお湯の準備などがスムーズ。プライバシーを守りながら、適度な連続性のある仕様になっています。