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長期優良住宅

安心や快適が長く続く住宅

「長期優良住宅認定制度」の厳しい基準をクリアし、
「長く安心・快適に暮らせる」ことが国によって認められた家のこと。
長期優良住宅を建てると、構造躯体は100年使用できる、
大きな地震が来ても壊れない、将来の間取り変更もしやすいなど、
様々なことが保証されます。
さらに税金の優遇措置などを受けることができるというような多くのメリットも!


長期優良住宅 国が定めた7つの認定基準

劣化対策

通気の確保などの方法で劣化を防ぎ、100年以上にわたり住宅の構造躯体が使用できること。

耐震等級2以上

滅多にないような大きな地震があっても、損傷が少ないこと。学校や病院などの耐震等級と同等である。

維持管理・更新の容易性

耐用年数が短い内装・設備について、簡単にメンテナンスができるか、将来を想定して設計されているかということ。

省エネルギー対策

断熱性や気密性など、省エネルギー対策がなされていること。

住戸面積

一戸建ては延べ面積75㎡以上という基準をクリアしていること。

維持保安計画

建設時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること。

居住環境

街並みなどの景観維持向上に配慮していること。


長期優良住宅の7つのメリット

所得税の住宅ローン控除

借り入れした住宅ローンの、年末の残高の0.7%が所得税から控除されます。一般の住宅だと控除対象限度額は4,000万円ですが、長期優良住宅なら5,000万円。10年間適用されるので、最大100万円ほどの差が生まれます!

登録免許税の軽減

不動産を取得すると、登記の申請が必要になります。 長期優良住宅だと、登録免許税が軽減されます。

所得税の投資型減税

長期優良住宅にかかった費用(上限650万円)の10%が、
年末の所得税額から控除されます。

不動産取得税の軽減

不動産を取得した時、新築・増築した時に、不動産取得税がかかります。新築住宅だと、不動産取得税=(固定資産税評価額-1,200万円)×3%となりますが、長期優良住宅だと軽減率が大きく、(固定資産税評価額-1,300万円 )×3%となります。

固定資産税の軽減

新築を建てたり購入した場合は、一定期間固定資産税が2分の1に軽減されます。軽減期間は一般住宅であれば3年ですが、長期優良住宅であれば5年まで延長することが可能になります。

贈与税の非課税枠の措置

相続時精算課税ではなく暦年課税利用した場合(特例税率)、贈与税の非課税枠が上がり、限度額500万円の加算になります。

地震保険の割引

長期優良住宅の認定を受けている住宅は、地震保険の割引を受けることが可能です。

令和4年7月時点
※改定により予告なく変更になる場合があります。